早春に10cm程の花茎を伸ばし、薄紫から桃色の花を先端に一つ下向きに咲かせるカタクリは、日本の各地にその群生地が見られるようです。
中国地方では、島根県の船通山が有名ですが、島根県吉賀町の六日市インター近くにもカタクリの群生地があると知り、好天に誘われてリード君で日帰りツーリングを楽しみました。
午前9時に我が家を出発、山口市内から目的地までのルートは、中国自動車道が通れるとあっという間に着くのですが、我がリード君は下道専用なので直線的なルートがなく、悩んだ結果、津和野を回って南下することにしました。
徳佐を通過する際、徳佐八幡宮のしだれ桜の様子が見えましたが、開花はまだまだのようでした。
国道9号線は、いつもながら交通量が少なく、ほとんど貸切状態、十種ヶ峰を左手に見ながら快適な走行です。

出発してから50分、津和野に到着です。
ここから右折して県道226号線に入り、続く県道3号線で柿木村に向かいます。
高津川沿いは、のどかな日本の山村の風景が続きます。
桜の開花は残念ながらまだのようです。
今日は、朝から気温が低く、この辺りの気温は8度、しかも相変わらず風が強く、寒さが倍増です。
出発してから1時間50分、目的の手前の道の駅「むいかいち温泉」で休憩です。
道の駅の後ろ側には、温水プールや食事処、宿泊施設があり、十年以上前にここで泳いだことを思い出しました。
道の駅から数分で「カタクリの里」を示す案内板が出てきます。
到着すると、すでに何台かの車が道の端に停まっています。
案内のおじさんの指示で、橋の手前のコーナーにリード君を停め、カタクリの橋を渡ります。
正面に見える斜面一帯にカタクリの花が咲いています。
三脚に一眼レフを据えたカメラマンが頑張っています。
ところが、あいにくの強風で、可憐な花は一時もじっとしていてはくれません。
写真撮影には、もっとも辛い状況です。
しばらく待っても風はやみそうもないので、数枚撮影しただけで、しばらく眺めていました。
本格的な写真撮影ができなかったため、カタクリの里を後にし道の駅で昼食、帰りは南下し、錦町から菅野ダム、島地川ダム、徳地経由で山口市内というルートを通ることにしました。
錦町に入ると、斜面に菜の花が咲き乱れ、春の風景を見せていました。
錦川沿いの桜は開花していました。
錦町広瀬から菅野ダムに向かう道は、数年前にダム建設に伴う立派な道路ができたらしく左手したに旧道を見下ろしながら、快適な走りが続きます。
ほとんど出合う車もなく、この立派な道を作るのにいったいいくらの金がかかったのだろう?公共事業用道路そのもので、日本全国のダム建設反対運動を思い出してしまいました。
午後2時半、無事自宅に到着、今回の総走行距離は201km、平均燃費は41.1km/Lでした。気温が上昇し、ほとんどノンストップの郊外路ばかりだったにも関わらず、意外と燃費が伸びませんでした。
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